イングリッシュセッターのココが良い!

Good Points

イングリッシュセッターは、日本であまり馴染みのない犬種かもしれません。しかし世界的に鳥猟犬としてイングリッシュセッターはイングリッシュポインターと並んで最も人気のある犬種です。また愛玩犬としても人気がありペット大国のフランスでは、飼育数が全犬種10位以内に入っているほどです。またイングリッシュセッターは身体能力が高く、知能も高いためアジリティドッグとして、またその毛並みの美しさからショードッグとしても活躍しています。奥日田犬舎ではこのイングリッシュセッターという犬種の魅力を皆様にもっと知っていただき、大切にしてくださる方にお迎えいただきたいと思っています。

葉を咥えたイングリッシュセッターの子犬

天真爛漫で温厚

イングリッシュセッターは鳥猟犬としての本能通り好奇心旺盛ですが、攻撃性は無く、誰とでも仲良くできる犬種です。

抜群の運動神経

イングリッシュセッターは猟犬として完成された犬種ですので身体のバランスが良く、持久力もあり実猟でも、ドッグスポーツでも活躍できる身体能力があります。

知能が高く飲み込みが早い

イングリッシュセッターは人間と共に動くのが大好きな犬種のため、人間からの指示に喜んで従ってくれます。

イングリッシュセッターの基本情報

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イングリッシュセッターの性格は?

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じゃれあうイングリッシュセッターの子犬

性格

人懐こく、子どもやほかの犬とも仲良くでき、穏やかでやさしい性格の犬です一方で実猟らしく辛抱強く、状況判断能力も優れています。どちらにしても人間と共に動くのが生き甲斐の犬種ですので多くの時間を共に過ごしてあげると良きパートナーになるでしょう。

イングリッシュセッターの散歩やしつけは?

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イングリッシュセッターの肉球

散歩、運動

一般的には散歩は1日1時間以上必要と言われています。もともと野山を走り回る猟犬ですから人間のペースでの散歩だけではどれだけやっても物足りないと思います。定期的にドッグランなどを活用し、出来るだけ自由に動ける機会を作ってあげると心身の健康のために良いでしょう。

しつけ

賢く、辛抱強く、服従心も十分ですので、しつけは難しくありません。ですが鳥猟犬らしく鳥に反応して突然駆け出す癖があります。リードをしっかり持ち日頃からの訓練も欠かさない様にしましょう。

イングリッシュセッターの寿命は?

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寿命

平均14年程度です。

イングリッシュセッターの病気は?

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ここでは可能性のある病気を挙げています。奥日田犬舎では今のところ遺伝性の疾患は確認出来ていませんが、イングリッシュセッターをお迎えされる場合は、健康状態を定期的に確認してください。

外耳炎

湿気が耳道にこもりやすい垂れ耳の犬種に多い病気です。原因はアレルギーや細菌性の炎症など。定期的な耳掃除や状態確認で予防しましょう。強いかゆみを引き起こし、頭を激しく振ったり、耳を足で激しく掻きむしったりしたら病院へ連れて言ってください。点耳薬などで治療できます。

イングリッシュセッターの子犬が高いところにいる

胃捻転

胸の深い犬がなりやすい病気です。

胃がねじれてしまい、短時間で急激に全身状態が悪化する危険です。早食い、ドカ食いをさせないようにしたり、食後の運動を控えたりするなどの予防策を意識しましょう。

イングリッシュセッターが舌を出す

股関節形成不全

大型犬に多い病気です。成長過程で、股関節に異常が出て痛みや歩行障害が起こります。急激な肥満が病気を助長することがあるので、体重管理を心がけましょう。

イングリッシュセッターの子犬が水を飲む

熱中症

イングリッシュセッターは寒さには強いですが暑さに弱いです。

暑い日に室内・車内に閉じ込めてしまったり、散歩時も水を頻繁に飲ませたりするなどの対策を行いながら、極力、暑い時間帯の散歩は控えるようにしましょう。

が涼んでいる

進行性網膜萎縮症

網膜に異常が起きて視力が低下する遺伝性の疾患です。動くものに反応しない、鈍い、においを嗅ぎながら歩くといった異常行動が見られたら動物病院に行きましょう。

イングリッシュセッターの子犬が座っている

先天性聴覚障害

遺伝的に生まれつき聴覚障害が起きやすいです。可能なら親犬や系統に障害が起きてないから前もって確認してください。飼育中にトレーニングがなかなかできない、寝ているときに大きな音がしても目を覚まさないといった行動が見られたらすぐに動物病院に連れていきましょう

イングリッシュセッターの子犬が親犬と一緒にいる

イングリッシュセッターの飼い方は?

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魅力に溢れたイングリッシュセッター

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世界的に人気のあるイングリッシュセッターですが日本では知名度が低く、逆に保護される頭数はとても多い犬種です。これは愛玩犬としてより猟犬として飼育される事が多く、猟師の中には道具のように扱い、猟中に逸れても探さない、猟期が終われば捨てるという様な人がいるからです。これはほんの一部の猟師ですが、これがイングリッシュセッターの日本での現状です。
奥日田犬舎では皆様に魅力的な犬種であるイングリッシュセッターについてもっと知っていただき、本当に大切にしてくださる猟師の方や、ご家族にお迎えできる環境を整えていきたいと考えています。