イングリッシュセッターなどの子犬を家族に迎えることが決まった時、期待と喜びでいっぱいになることでしょう。しかし、新しい家族を迎えるためには、しっかりとした準備が必要です。この記事では、子犬を迎えるまでにすべき具体的な準備と手順について考えていきましょう。
子犬を迎えるための必要な情報
子犬の健康と幸せな生活を確保するためにブリーダーまたはペットショップから得られる情報は重要です。信頼できるブリーダーやペットショップは、これらの情報を喜んで提供してくれるはずです。例えば次のようなことを確認しましょう。
フードは1日何度、何を与えていますか?
現在の昼間と夜間の生活習慣はどのようですか?
健康面での問題はありませんか?
ワクチン接種を受けたことがありますか?あればいつですか?
寄生虫の駆除は受けましたか?
マイクロチップを装着していますか?
子犬の両親の気質や性格はどのようですか?
次のワクチン接種や狂犬病予防注射のタイミングはいつ頃ですか?
イングリッシュセッターの子犬を迎える前の環境づくり
子犬が落ち着ける場所にケージやサークルを設置します。夏場はエアコンの直風や直射日光を避け涼しところに設置しましょう。イングリッシュセッターは寒さに強い犬種ですが、パピーの期間は暖まれる環境も準備しておきましょう。トイレは寝床から離れた場所に作り、床は足腰への負担を軽減するためにカーペットやマットを敷くことをおすすめします。
誤飲を防ぐ為に、仔犬の行動範囲に飲み込めるサイズの物や、洗剤や薬、電池などを置かないようにしましょう。奥日田犬舎ではより良い飼育環境のために飼育環境のアドバイスや犬小屋、犬舎の制作も行っておりますので、お気軽にご相談ください。
家族の協力
家族で犬を飼う場合は、誰が何をやるのか役割分担を決めておくと良いでしょう。役割が曖昧になると、他人まかせになってしまい、犬のお世話がうまく回らず、長く飼い続けることも困難になる可能性があります。誰が食事を担当するのか、誰がトイレの世話をするのか、散歩は誰が行くのかなど、基本的な役割を決めておくことで、子犬も生活リズムを作りやすくなります。
また犬の呼び方や指示の方法は家族間で統一しておきましょう。犬は混乱してしまい、躾が上手くいかない原因になってしまいます。しつけの方針についても、家族で話し合っておくことが重要です。「ソファーに上がっても良いか」「おねだりを許すか」といったルールは、家族全員が同じ対応をすることで、子犬も混乱せずに学習できます。
医療面のケア
子犬の健康を守るために、まずは信頼できるかかりつけ獣医さんを見つけることが大切です。できれば事前に病院を見学し、どんな設備があるか、スタッフの方々の対応はどうかなどをチェックしておくと安心です。子犬の年齢によってワクチンの接種スケジュールが異なりますので、ブリーダーさんから受け取る接種履歴をもとに、次回の予定を確認しておきましょう。将来的な避妊・去勢手術についても、獣医さんに相談しながら検討していく必要があります。
子犬に必要なものを揃える
子犬との生活に必要な用品は、大きく分けて「食事用品」「生活用品」「お手入れ用品」があります。食事用品は、食器と水飲み、それにブリーダーさんが使用していたのと同じフードを用意します。生活用品としては、ケージやベッド、トイレ用品、首輪とリードが基本となります。お手入れ用品は、タオルやブラシ、シャンプーなどです。
これらの用品は、子犬の成長に合わせて買い替えることもあるので、最初から高価なものを揃える必要はありません。ただし、首輪とリードは安全に関わる用品なので、信頼できるメーカーの商品を選びましょう。

子犬のためのゲージ
ケージは事前に準備しておきましょう。家族の姿の見える場所に設置することをオススメします。また、いつ入れられても安心して過ごせる場所になるように、ケージが好きになるようにします。叱った時に閉じ込めるなどすると、嫌な印象を持ってしまうのでやめましょう。
イングリッシュセッター、甲斐犬共に運動神経が良いため飛び越えたり、よじ登ったりして脱走する恐れがありますので可能なら蓋付きを準備しましょう。また、成犬になっても非常時等に活用しますので、将来用に大きい物を買う事をオススメします。

子犬の寝床
子犬は1日の大半(18時間以上)を寝て過ごします。成犬になっても基本1日の半分は寝ています。
子犬時代にもっとも長い時間を過ごす場所ですから、居心地のよい寝床を準備してあげてください。子犬のうちは寝床の中で粗相してしまうこともあるため、丸洗いできる素材のものを選ぶとよいでしょう。

ドッグフード
子犬の時期は、少量で効率よくエネルギーを摂取できる栄養価の高いフードを選ぶようにします。子犬用と書かれているフードは体の組織が発達するために必要な栄養がバランスよく含まれています。
しかし、これまで食べていたものと違うドッグフード を与えると、お腹がゆるくなるなどのトラブルがおきることがあります。可能ならブリーダーさんが与えていたフードと同じか似た物を用意すると安心です。フードを切り替える際は、少量づつ食べていたフードに混ぜて様子を見ながら切り替えていきましょう。トラブルがありそうであればすぐに獣医師さんに相談しましょう。
ドッグフードは愛犬の健康に直結します。安い餌もたくさん有りますが原材料や栄養バランスをよく確認し選びましょう。

食器類
子犬の時は何でもおもちゃにしてしまいます。そのため噛んでも欠けたりする心配のない素材の食器を用意します。ステンレス製のものがおすすめです。また、ひっくりかえしにくい形の物を選ぶ様にしましょう。

クレート
病院や移動のために欠かせないため用意しておきましょう。可能なら成長に合ったサイズを準備しましょう。初期から部屋の中で定期的に使用すれば「ここは安心できる場所」と覚えてくれます。クレートに慣れていれば移動時も安心して過ごせるでしょう。
新生活のスタート
お迎え初日の子犬は、興奮と不安でいっぱいです。新しい環境に慣れるまでは、静かで落ち着ける場所で過ごさせてあげましょう。最初は食欲がなかったり、夜鳴きをしたりすることもありますが、これは新しい環境に慣れていく過程として自然なことです。1週間ほどかけて、少しずつ生活リズムを整えていきます。食事の時間を決め、トイレのタイミングを把握し、適度な遊びの時間を作っていきましょう。この時期は子犬との信頼関係を築く大切な時期でもあります。
おわりに
準備は大変に思えるかもしれませんが、かけがえのない家族を迎えるためにしっかりと準備しましょう。奥日田犬舎では新しい飼い主さんと子犬のために、アフターサポートも行っております。困ったことがあれば、お気軽にお問い合わせフォームからお尋ねください。そして、子犬との新しい生活をお楽しみください。
お気軽にご相談ください
イングリッシュセッターや甲斐犬の子犬の購入をご検討の方
お気軽にご相談下さい!
メールフォームでのお問い合わせは年中無休です
子犬の繁殖時期にはタイミングがあり、必ずしもご希望に沿ってお引き渡しできるわけではありません。
奥日田犬舎では親犬の健康状態を確認し、飼い主が決まっていない状態のでの繁殖なども行っておりません。
事前にご相談やご予約をいただけますと幸いです。
奥日田犬舎の基本情報
Basic Info
犬舎名 | 奥日田犬舎 |
事業所名 | CleanSheet |
代表者 | 湯谷大輔 |
所在地 | 〒877-0311 大分県日田市上津江町川原2696 |
電話 | 070-6593-9589 0973-55-1212 |
営業時間 | 月〜金 9:00〜17:00 ※土日祝日 対応可能 ※電話/メール/問い合わせフォームから予約してお越しください。 |
動物取扱業登録 | 販売業 大分県第140032号 保管業 大分県第340018号 展示業 大分県第840010号 |
動物取扱責任者 | 湯谷大輔 |